膨大な提出書類リストを前に気合を入れ直した私が、
まず最初に取り掛かったのは「健康診断」です。
組合で話を聞いて、家に着いてすぐ、タクシー運転手向けの検査をしている近所の病院に連絡をしたところ、翌日の午後にはすぐ予約が取れました。
現在は有給消化中で、隔日勤務の非番の日を自由に使えるため、このスピード感で動けるのは本当にありがたいことです。
「さて、血液検査のために朝食を抜かなきゃいけないかな?」などと身構えていたのですが、いざ受診してみると、意外にも血液検査はありませんでした。
タクシードライバーにとって生命線とも言える視力検査はありましたが、ここでは「深視力(三桿法の検査)」までは行われず、ちょっと拍子抜け。
院内が空いていたこともあり、わずか30分ほどですべての工程がスムーズに終了しました。
しかし、今日はこれだけでは終わりません。 「せっかく昼間に動けるのだから」と、病院を後にしたその足で法務局へと向かいました。
目的は、営業所となる自宅の「登記事項証明書」の取得です。一つ一つのピースが埋まっていく感覚に、少しずつ実感が湧いてきます。
(持ち家でなければ必要ありませんが違う書類が必要になります)
さらに、譲渡譲受契約に欠かせない「保証人」についても動きました。
実家の父に保証人をお願いする事にし、印鑑証明書の準備も依頼。
さらに、私の本籍地も実家付近になる為、戸籍抄本の発行も同時にお願いしました。
結局譲渡譲受契約書を実家に送付する事になるので、色々必要な書類関係を現地にいる父に頼めるのは、迅速に書類を揃える上で本当に大きな助けになります。
健康診断から法務局、そして実家への連絡。 有給期間中という「時間の貯金」をフル活用して、開業に向けたパズルのピースが、一気に集まり始めた一日でした。
「よしよし、かなり順調な滑り出しだ」 そう安堵していた私ですが……この時の私はまだ気づいていませんでした。
このスムーズな進行の裏に、ある一つの“落とし穴”が潜んでいたことに……。
=== 次回予告 ===
適性診断にいくよー



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