とある観光地にて…
先日、とある観光地で、現地のシニアボランティアガイドの話を聞く機会があって、
気になる事があったのでシェアしたいと思います。
自分の話したい事を話していないか?
よく、ボランティアガイドにありがちな「ここの歴史を一から話し出す」人がいます。
正直、そんな過去とかどうでもよくて、今見えているものがなんなのか、
例えば、高台から古墳が見せる場所にいるガイドのおじちゃん。
シニアボランティアは、「まずこの場所は、古代天皇家の由来となっている場所で大陸との結びつきが~」と延々と話しだして、本題に到達する前にもう聞く側も飽きてしまう事があります。
正直言うと、「一番大きいものがあちらで、〇世紀頃の□□王のお墓だと言われています。」
と、それだけ知れたら「へぇーそうなんだぁ」で終わるんですけどね。

【話したい事】ではなく【お客様が知りたい事】
もちろん、その場所の歴史を知っているのはガイドとしては重要ですが、【ガイドが話したい情報】よりも、【お客様が知りたい情報】を伝えるのが大事だと思います。
終わりに
観光タクシーの仕事をしている以上、私も自分が話したい事ばかり話すのではなく、お客様が知り合い情報、タクシー車内から見える景色や、この先の事を伝えたり、もしくは聞かれた事にしっかり答えられるように日々精進してきたいと感じた出来事でした。
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